今日から俺は新一高の生徒か。

長い入学式を終えて、ホームルームをするために教室へ行く。



教室につくとほとんどの生徒は教室に入って遊んでる。

俺は席について窓の外を見る。


「どーした豪ちゃん?元気ないなぁ。」

話しかけて来たのは亮太だ。

もともと亮太とは共通の友達がいて、中学校の頃から知っている。


「なんだ、亮太か。俺はただ眠いだけだよ。」

真面目に眠かった。

「あはは。そーか。ならいいけどね」

亮太は笑顔を見せる。


その時、ドアが勢いよく開いた。


そこには、体格の良い男とその部下と思われる男達がいた。


そいつは教室に入るなり、教卓のとこに立って自己紹介をし始めた。


「俺の名前は篠崎智也だ。この学校の番長だ。俺に逆らうやつは、どーなってもしらんぞ。」


俺はコイツ、バカか?と言う目で見ていた。 

俺と同じ考えのやつがいたらしく、
自己紹介をした後、近くにいた髪の毛がピンクのやつが言った。

「はっ!?バカじゃねーの?うわー、こんなヤツがクラスにいんのかよ………。もうめ……………」

バキッ!