ほら見てよ先生。
「夜」が持っていた袋には・・・
泣いて死んだ女の生首。
“君を思って狂い咲く彼を見て?
とっても可笑しいでしょ”
嘲笑う声は木々に反射して、
木霊するように返ってくる。
“さて、そろそろフィナーレだ”
生首を捨て地に降り立つ。