わたしは とつぜん たちどまる。 だれもいないのに わたしひとりなのに しらないひとが いるようにかんじたから。 そらをみても わたしについてきた おつきさまだけしか そこにはいない。 わたしの きのせいだったのかもしれない。 そうおもったら かぜが ごうっと おとたてて つよくつよく ふきだした。