花が咲く頃にいた君と

無理矢理、保健室に連れていかれて、



散々、東向日への気持ちを問い詰められて


「がーーー!わかったわい!認める!!!」

「ちゃんと言葉にしろよ」


ニヤニヤ厭らしい顔

あたしは真っ赤になりながら、奥歯を噛み締めて唸るように呟いた。


「好き、東向日が…」


羞恥と屈辱と、もうわけのわからない感情が入り交じって泣きそうになった。



横峯の表情を見れるほど余裕はない。



半ば強引に認めさせられると、横峯は押し黙った。



「も、もういいでしょ!!」


あたしには珍しく金切り声を上げて、ベッドから飛び降りた。


屈辱だ。


かなり悔しい。




あたしが顔を真っ赤にしながら地団駄を踏み、横峯はサボると言って保健室に残った。



あたしが下ろされたベッドの横、横峯は背を向けて寝転がった。




それを一瞥して、保健室を後にした。