【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―





「で、香月がどうかしたのか?」



咲哉は机の上にマグカップを置くと椅子に座った。



「今日の朝、校長に呼ばれてな……」


「苦情か?」



俺の言うことがわかったかのように咲哉が言った。



「あぁ、そうなんだよ。てか、お前よくわかったな」


「まぁな。香月とは付き合いが長いしな。1年生の時から苦情はよくあったみたいなんだ」


「そっか……」



やっぱ咲哉に相談して良かった。



「校長には何かいい対策を考えてくれって言われるし……。どうしたらいいんだ………」



俺は机に肘をつくと、頭を抱えて髪をグシャグシャとした。