キーンコーンカーンコーン 帰りの会が終わって玲央を待つ私。 「………でねぇっ♪」 そんな中聞こえてきた甲高い声は、桃子の声。 隣には玲央がいるんだろうな、なんて思いながら平然に待っている。我ながら偉いなぁ、と思うよ。 何が、って………。 …………なんだろう? すると、桃子の隣にはケントくんの姿。 ただ会話している、といえばそれまでだけど…………。 なんか変な感じ。 女の勘ってやつ? *