王子様なんか大っキライ!


結局弁当の中身は半分から減らなかったみたいだ。
弁当を閉じて鞄に素早くいれる。


「もう行くの?」
私は口元を押さえながら言う。


「うん、そうだね」
春香が答えたとき、おにぎりはすべて喉を通った。