『で?今日は何しに来たんですか』



凌「えー、用事が無かったらあかんー?」



晴「凌さんに用事なんかある訳ないやん」



凌「晴ー?悪いお口はこれやな~!」



晴「いっ!いはっ…食べへんのっ!離ひっ」



凌「ははっ、何言うてんのか全然分からへん♪」



『…あ、これ美味し』



晴「ちょっ…しょー!」



『…凌さん』



凌「はーい♪」



晴「はぁ…もう!」



凌「ふふー…おもろいな♪」



晴「何で俺ばっかり!」



凌「だって…良い反応返してくれるからさー」



『晴、凌さんの思うツボやで』



晴「えー?どうしたらええねん」



凌「お前はそのままでええで」



『うわ、無駄にムーディ』



晴「男に言うセリフちゃいますよ」



凌「無駄言うな(笑)」

















さ、て。






今日は何しようかな。














『ごちそうさまでした』



晴「あ、一緒に洗っちゃうからいいよ」



『あーありがとう』



晴「いーえ♪凌さんも」



凌「ごちそうさん、晴は働き者やな☆」



晴「褒めても何も出ませんよ!」



凌「素直に受け取れやー」



『ふふっ』



凌「…あ、せや翔央」



『はい?』









晴樹の姿が見えなくなると、凌さんは机に頬杖をついてこちらに顔を向けた。












凌「今日、ヒマ?」



『はい、予定は特に無いですよ』



凌「じゃデートしよ!」



『…は?』



凌「前に約束したやん!やっぱり忘れてた~」


















そう言えば、そんな事もあったかも。







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