晴「…」



慎「晴樹。んな顔すんな…仕事始まるで」



凌「晴樹、大丈夫?」



晴「…はい。大丈夫です」



慎「全然大丈夫な顔やないやろがー…」



晴「…すみません」
























結局、誰も翔央を見つける事は出来なかった。




俺も、宛てが外れて正直落胆している。









晴樹は青白い顔を浮かべて今にも倒れそうや。




それに比べて凌はいつもの調子に戻ってる。ほんまにこいつは分からない。




捺生は…

































慎「…あ、もしもし?捺生?今どこにおんねん?」



捺「まだ…見つからへん…ね…。で…手掛…り…」



慎「捺生?電波悪いみたいで聞き取りにくいねんけど」



捺「と……ず、…た…とで、連絡…るわ」



慎「え?捺生!一回戻ってこい!…捺生!?」



「……」



























あいつはほんま周りが見えなくなるからな…




どこ探してんねやろ…















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