凌「慎さんはここにいてください。戻ってくるかも分からんから」 慎「…ああ」 凌「見つけたらすぐ連絡しますんで」 慎「頼む」 凌「…」 俺の言葉に静かに頷き、凌も家を出て行った。 もう…情けないな、俺… 慎「…あ、もしもし?俺。ちょーっと頼みたい事あんねんけど。…うん、あー、ちゃうねん別件。うん、人をな?探して欲しいねん」 結局自分では何も出来ひん。 けど、俺にしか出来ない事がある。 .