「…誰?」 雅さんの体がずれるのと同時に小柄な人の姿が目の前に現れた。 あ、雅さんの体に隠れてたんか… 「…!」 『……!!』 目が合った私と彼の空気が固まる中、雅さんはそれには気にも止めずキッチンに立ってヤカンに火を付けた。 .