晴「……遅くないか?」 翔央がちっとも帰ってきてなくってさっきから時計と睨めっこ。 全ッ然針は進まへん。 晴「あ、壊れてんちゃうかなっ」 思い立って近づくけど、ちゃんと秒針は動いとる。 …時間の流れって不思議やな。 …そんなこんなしてるうちに、ドアが開いた音がした。 晴「しょう!!……ぉ……え、捺生さん…?」 翔央だと思い込んでリビングのドアを開けると、顔面蒼白の捺生さんが立っていた。 .