ろくのレビュー一覧
5.0
子供の頃に一回は体験したはず…いつもは、その場にない道を発見して、不思議な空間に迷い込んだ幻をみる体験
でも、【私】は子供じゃないし、ちょっとした問題も抱えたままだし、出会った猫が喋ってるのも、幻じゃない!
空気感が伝わってくる描写の中に、いろんな哲学や思想観念が詰まっているけれど、フランクな口調の【ろく】の言葉と、作者ばれんさんの小技の効いたユーモアが光る作品です
読みおわった後の、笑いと切なさの混じったノスタルジックな余韻も最高
対人関係で悩んでいる人や、誰かと喧嘩してる人は、ぜひ一読を
追伸
読んでるうちに、『子供の頃、大人ってもっとしっかりしてると思ってた』という気分になります
《許す》
簡単な様で難しい、この行為。
その言葉を敢えて猫に語らせる。
でも、猫だからこそ説得力を感じられた。
にゃ~んと鳴かない「ろく」だからこそ、心に強く響いた。
ばれんワールドを御堪能あれ!
「にゃーん」と鳴かない猫がいた。 その猫は、私にたくさんのことを教えてくれた。 『許す』人を『許す』こと。 猫の名は「ろく」。 私はもう見つけました。 「ろく」という名の、ばれんさん。 私は、一日一ばれん。 素晴らしい作品をたくさんお書きになる作家さんです。 あなたもきっと大好きになるはずです♪
「にゃーん」と鳴かない猫がいた。
その猫は、私にたくさんのことを教えてくれた。
『許す』人を『許す』こと。
猫の名は「ろく」。
私はもう見つけました。
「ろく」という名の、ばれんさん。
私は、一日一ばれん。
素晴らしい作品をたくさんお書きになる作家さんです。
あなたもきっと大好きになるはずです♪
40ページぎっしりと、作者の人間性が溢れた文章。
いきなり序盤で泣けるのに、後半も怒涛のたたみかけが入り、言葉がでません。
『誰かを恨むこと』について、作者が猫に語らせる話は、作品がどうのこうの以上の人生の学びがあります。
キーワード、因果応報。涙。猫。
他の作品もいいけど、これが一番『ばれんワールド』ではないでしょうか?
とにかく、すごい感動しました。
読ませてもらってありがとうと心から言える作品です。