「侑姫ちゃんが今どう考えてるかは知らないけど、もし、侑姫ちゃんがやるって言うのなら俺は着いてくよ。」 一呼吸だけ置いてからまた続ける。 「着いていって侑姫ちゃんを全力でマネージメントする。」 歌の件、か………… ……純君が今日わざわざここまで来てくれたのって… 「アタシ、ね?」 多分、 「うん。」 純君は優しいし気がきく人だから…… 「見てみたい。音楽界の頂点。」 アタシを……いつでもその気にさせてくれる。 「うん。」 「まだまだ頑張りたい。」 「まだまだ、頑張れるよ。」