「……WHAT…??」
……あ、……仁志田さんアタシ次第でまた会えるって…このこと……??
ってか……
「アタシが歌手ぅー?!」
「うん、だから俺もびっくりしてんじゃん!!社長だけだよ。落ち着いてんのは。」
だからちょっと純君の言葉遣いがいつもとちがかったんだ。
作者のミスじゃないんだね…珍しく。
「で、で、で、でもアタシ歌なんてっ……」
「じゃあ、ちょっと今歌ってみてよ。」
たまに口を開いたかと思いきや、たいぞー君、余計な事を言ってくれたな。
ごっくん。
唾を飲み込む。
『夕闇そまーる雲の上ーいつーも1羽で飛んでいた―…』
「すご……」
純君が言った。