秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上


「きょ、う……??匡!!匡!!ちょ、緋山匡!!」

揺って叫ぶ。


「揺すっちゃダメだ!!」

いきなりどこからともなく純君が現れ、言った。

素早くタオルを緋山匡の腕に巻き付けていく。


待って……


緋山匡が突き飛ばさなかったらアタシに……


自分の赤くなった手を見て思う。




アタシに当たるはずだったのに……



アタシが気づかなかったせいで―……





アタシのせいで緋山匡がこうなった―……??









そこでアタシの意識は無くなった。










秘密のアイドル~仮面カブリノお姫様!?~上完