「なんか……わかんねぇけど……初めて女を守りたい思った」


……アタシはどこまで幸せ者なんだろう…





「そっ……か、」



「どうなんだよ、お前は。少しはまた心動いたんじゃねぇの?」


腕をひっぱられ、グッと身体を引き寄せられる。




「えっ、ちょ、……と……待って!!」


ここスタジオですが~!!!!


「待った、無し」


「ホントに待って!!次の!!次のCD……でるまで待って」



ゆっくりと緋山匡の身体からアタシの身体が離れてく。