「じゃ、侑姫明日からは宮野君に変わるから、頑張ってね」

……急、すぎるよー…



「うん。」


アタシを抱きしめながら言う。


「いつも応援してるから。TVも雑誌もできる限りチェックする。」


「うん。活躍するから期待しててね。絶対また戻ってきてね」


うん、て答えてからもう寝なさいと言って高槻さんは帰っちゃった。


部屋に着いてベッドに入ったらまじで泣きそうになった。



……けど、泣かなかった。



アタシ……強…。


もぅ何年泣いてないんだろ


とか、考えてたら寝てた。


やっぱり高槻さんの事を心配してても生命的欲求が優先されるんだね。