そんなの、どうでもいい。 "アタシ"はずっと1人ぼっちで寂しくて寂しくて……けど、やっと高槻さんが"アタシ"を見つけてくれたと思ったのに…… また、アタシは1人になるのかな?? そう思ったら本気で芸能人を辞めたくなった。 「侑姫ちゃん大丈夫だよ。俺がいる。」 下を向いていたら上から優しい声が降ってきた。 「ほら、早く準備しないと間に合わないよ?」 時計を見ると入りの時間が近づいていた。 「ギャッ、ホントだ。」