誰か助けてって思った瞬間彼の顔が頭に浮かんだ。 「そっか!!アタシには彼がいるっっ!!」 東大卒の宮野純、24さーい! ありがとうシッダールタ、まだ完全にアタシの事を見捨てたわけじゃなかったのね。 あ、アタシも作者も別に仏教徒じゃないからね。 ただ、神と言ったらシッダールタじゃん?? 大工と言ったらうちのパパじゃん?? 味噌汁の具と言ったらわかめじゃん!! よし、純君に頼ろっーと。 学校が終わり、早速純君の車に乗りながら口を開いた。