「トランクのは俺が運ぶから」 トランクのとは社長がくれた、必要なモノせっと!! ご飯やらおトイレやら…… 「ありがと、助かるぅ!!」 アタシも少しは純君の手伝いをしながら部屋まで運んだ。 「ありがとう、おやすみなさい」 「うん、今日もお疲れ様」 荷物を運び終えると純君は帰っていった。 「おいでー」 「キュー…」 ……猫ってキューって鳴くの!? 「お前に名前付けてやんなきゃね」 何がいいかなぁ…… 膝の上の猫を撫でながら考える。