「ま、松嶋さん?」 もぅ、読者の方々は覚えていないだろうが、楓にまとわりつく女1号である。 「誰??誰??誰!超イケメンじゃない!!もちろん彼氏じゃないわよね??」 イケメンて、死語じゃない? 作者はよく使うけど…… じゃなくて、 「松嶋さんはか……じゃなくて、竜崎君が好きだったんじゃ……?」 あんだけまとわりついてたわりに、純君に興味深々。 2人で教室まで喋りながら歩いて行った。 こんなの、久しぶりかも。 「楓は、ちっとも脈ないから諦めた。んで誰なのよ、あのイケメンは」