「さて、帰ろうかな」 車のキーをチャラチャラさせて言った。 うちに泊まってけばいいのに。 「もぅ遅いし泊まってけば?」 「侑姫ちゃん!1人暮らしなのに男を泊めちゃ駄目!!」 いきなり強面になる。 「純君は男じゃないもん。アタシのパパ、でしょ??」 ニヤッと笑いながら純君を見かえす。 「ほんとに侑姫ちゃんには一生敵わないような気が…」 「いいじゃん。いいじゃん、アタシお泊まり会って夢だったんだもの」 布団もあるし。