「ごめんね。」 撮影が終わり、どう帰ろうか、考えていたら入り口辺りに突っ立ってた純君に気がついた。 「何が?」 "ごめんね"の一言で許してあげるわけないじゃん。 「嘘つかせて。」 別にそこはいいんだけど、アタシになんか隠してるっぽい所が嫌なんだよね。