先生愛してます!?

私はいつの間にか
涙を流していた。

「違うよ。昔を少し
思い出していた。」と
言い訳をした。

本当はタエさんに
通用しないことは
分かっている。

「優子。渡したら?
感謝の気持ちで。」と
タエさんは笑って言った。

私は先生のお母さんに
渡したくなった。

陰陽師には渡せたら
いいかな?と思った。