先生の車に乗った。

体格に合わず車は軽だった。

「早く乗れよ。」と
私は助手席に乗ると

「初めてだよ。女性が
俺の車に乗ったのは。
俺彼女いないから。」と
聞かされて私は
何故か嬉しかった。

先生がカーナビを
操作して私は家を教えた。

車が動き出しても
黙ってしまった私。

「緊張するなよ。」

「だって男の人と2人で
車に乗ることが初めてで。」

「嘘だろう?お前彼氏は?」

「いません。恋が知らなく。」

「珍しいな。お前みたいな
可愛い子が彼氏いないとは。
俺が立候方したいな。」と
言われた。

今まで言われた言葉・・。

けどいつも断られた。

「無理だよ先生・・。」と
家に着くと私は。

「ありがとうございました。」と
言って車から出て
家に入った。