「殴られたこと心配してるの? こんなの全然平気痛くもなんともないし」 「平気なわけないだろ!? 痛いだろ? 保健室行こう?」 「いい!!!! 大丈夫だって言ってるじゃない!!」 「大丈夫じゃない」 逃げようとする千嘉の手首を掴んだら 「痛いっ!!!!離して!!!!」 はっ?痛い? そんな強く掴んでないはずだけど…? 掴んでる手首をよく見ると指の形でアザが出来ていた 「離してってば!!!!」 千嘉は無理矢理俺の手をほどいた