「千嘉〜?」 ─カチャ 次の日の朝 ママが勝手に部屋に入ってきた 「まだ起きてなかったの!!!!」 時刻はもう7時半を回っていた いつもなら制服を着てメイクをバッチリして身支度を済ましている時間 だけど 今日の私はまだベッドの中にいた 学校なんて行く気分じゃないし 「……今日休むから」