音を奏でて~放課後の音楽室~

「うん。みちる先生、おばさんって感じしない」


「でしょ~さすが優音ちゃん。私ね、昔から仁にみちるさんって呼びなさいって言ってるの。おばさんって、なんか嫌でしょ?」


そう言ってニッコリ笑うみちる先生に、内田先生は苦笑いを浮かべた。


「優音ちゃん、夕ご飯食べてく?」


「えっ?でも・・・」


「食べていったらいい。みちるさん、一人で食べるのは寂しくて俺のこと呼んだみたいだし」


二人の誘いに、どうしようか迷う。


さっきもケーキごちそうになったし、夕ご飯までごちそうになるなんて・・・


「お家には私から連絡いれるわよ」


「じゃあ、ごちそうになってもいいですか?」


正直、家にはまだ帰りたくなかったから、みちる先生の言葉に甘えることにした。


「今日はね、スパゲッティミートソース」


「わー大好き」


「よかった。じゃあ、お家に連絡いれとくね」


「ありがとう」