音を奏でて~放課後の音楽室~

高校3年間、いや、中学から数えて6年間私は学級委員というものをやってる。


好きでやってるわけじゃない。


なぜか選ばれるのだ。


「優音は、優等生だもんね」


「別に」


優等生。


真面目。


いい子。


小さいころから私に付きまとう言葉。


勉強も運動も出来て、優音ちゃんはすごいねって。


「だいたい、高3にもなって静かに出来ない方がおかしいっての」


「言うね~」


「当たり前でしょ?静かにしてくださいなんて、小学生じゃあるまいし」


「でも、みんなしゃべりたいんだよ」


「しゃべりたいんなら、授業中以外にしゃべればいいじゃん」