音を奏でて~放課後の音楽室~

「花音はどうだ?」


「喘息も出て、すごく辛そう」


「そっか」


ここにいる私の話じゃなくて、花音の話し。


ねえ、私はここにいるよ。


お母さん、お父さん、私も辛いよ。


言いたくて、言えなくて。


私はまた、ベットの中で一人で泣いた。


それ以来、具合が悪くても誰にも言えなくなってしまった。


これ以上、お母さんに嫌われたくない。


「誰か、助けて・・・」


苦しいよ。


辛いよ。


お願い。


誰か私を助けて。