・・・びっくり、した。




自分の部屋に荷物を取りに戻った私は部屋に入った瞬間に床にぺたんと座った。




「・・・顔熱い///」






頬に手をあてると、熱が出たみたいに熱かった。



だってさ、那智君の顔はカッコイイのよ。


ムカつく奴だけど。




イケメン俳優やアイドルよりもカッコイイからね?





そんな顔が近くにきてごらんよ。



紅くもなるって!!





「・・・でも、なんで学校行かないんだろぅ」






やっぱり学校で何かあったの?



だっておかしいじゃん。


あそこまで那智君が怒ったんだよ?



あれは絶対に何かあった・・・んだと思う。





「二年生のクラスに行ってみようかな」





〜♪〜♪〜♪♪




「あ、メール・・・吏夢からだ」




本名


妃月吏夢(ひづき りむ)



同じクラスの私の大親友の幼なじみ。




「体育祭の準備で勉強ないから早くおいで、か」





やった!!勉強が無しだ!!



でも私運動もダメなんだよな。




行きたくなーい。





「・・・吏夢や皆がいるからいっか」






友達達には会いたい私はかばんを持って部屋を出た。