次々に学校の中を回って行き携帯を開くと時刻は18時を回っていた

そろそろ帰ろうと思ったけど最後に一番近くで見れる所で夕日を見てから帰ろうと思い屋上へ向かった















階段を上り終えてドアを開けた時 風がブワァーっと私の方に吹いていてきたから顔ごと下へ背けた





だんだん風が弱くなってきたから屋上の方へと目を戻すと綺麗な夕日が空一面に広がっていた

私は屋上に上がって本当に良かったと思った………








手摺の方へ近寄ると微かに人の声が聞こえてきた
私は気になったけど自分には関係が無いと思って空をじーっと眺めていた





家へ帰ろうと思い
手摺から離れようと思ったそのとき


「みく!!!」

と男子が叫んでいる声が聞こえた
確かに『みく』とは聞こえたが『みく』違いだと思うけど私は気になって
声がした方へ近寄った