魔女っ子はフフっと静かにワラウとショーケースを開け、小さな拳大の石を取り出した。

ショーケースを外された台座にはそれほど高価には見えない金のプレートのみが鎮座し、プレートには黒字で「隕石」と書かれている。

魔女っ子は隕石をトートバックにしまうと代わりに一枚の紙を台座の上に乗せた。

「あなたの

大切なもの

頂きました。

glasses witch」