体に悪いから煙草だけは減らそうと
頭では分かっているけれど
なかなかそうもいかない。
目の前に煙草が置いてあれば
どうしても手を伸ばしてしまう。
バイレの途中でも息が上がるし
出来ることなら、またやめたい。
それができないあたしは
かなり意志の弱い女だ。
隆弘が連れていってくれたのは
松阪の駅の近くにある
少し古い居酒屋だった。
見た目は小さくて古いけど
中は漁船をモチーフにしてあって
とても綺麗に飾られていた。
「酒、飲む???」
「いい」
あたしは断った。
今日もしも飲んでしまって
酔ってしまったとしたら
隆弘に話したかった事の
三分の一も話さないまま
酔って騒いで無意味になりそうだから。
別に酒が弱い訳じゃないけど
酒が好きって事もない。
秀一叔父さんにも昔からよく言われた。
酒は、身を滅ぼすって。
小さい頃から言われてきた事だから
あたしはあまり酒が好きじゃない。
「好きなもの、何でも頼めよ。
俺のオゴリだってよ」
そう言って隆弘はニコッと笑い
顔の横でピースをした。
「じゃあさぁ…」
かなりの時間、あたしたちは
メニューを眺めては笑い合った。
頭では分かっているけれど
なかなかそうもいかない。
目の前に煙草が置いてあれば
どうしても手を伸ばしてしまう。
バイレの途中でも息が上がるし
出来ることなら、またやめたい。
それができないあたしは
かなり意志の弱い女だ。
隆弘が連れていってくれたのは
松阪の駅の近くにある
少し古い居酒屋だった。
見た目は小さくて古いけど
中は漁船をモチーフにしてあって
とても綺麗に飾られていた。
「酒、飲む???」
「いい」
あたしは断った。
今日もしも飲んでしまって
酔ってしまったとしたら
隆弘に話したかった事の
三分の一も話さないまま
酔って騒いで無意味になりそうだから。
別に酒が弱い訳じゃないけど
酒が好きって事もない。
秀一叔父さんにも昔からよく言われた。
酒は、身を滅ぼすって。
小さい頃から言われてきた事だから
あたしはあまり酒が好きじゃない。
「好きなもの、何でも頼めよ。
俺のオゴリだってよ」
そう言って隆弘はニコッと笑い
顔の横でピースをした。
「じゃあさぁ…」
かなりの時間、あたしたちは
メニューを眺めては笑い合った。


