それでも傍にいたい〜先生と生徒の逢瀬〜

首を傾けると、坂上くんは小さな微笑みを浮かべた。

「1番に報告できる距離にいたい。」

「…え?」

「俺、一生先生と一緒にいたい。」

その真っ直ぐな瞳に飲み込まれそうになる。

「さ、坂上くん…」

その言葉は涙が出そうになるくらい嬉しいモノだったけど、素直に喜べなかった。

私といたら、坂上くんは悪くなるような気がした。

「…坂上くん、大学には私より若くて可愛い子が全国から集まるのよ?私のこと、きっと…」
「自信持てよ。」

私の言葉を遮って、坂上くんは私をきつく抱きしめた。

首筋からほのかに香る香水に頭がくらくらした。