それでも傍にいたい〜先生と生徒の逢瀬〜

地下鉄に乗って、しばらく歩くといつかの夜坂上くんに会った公園を通り掛かった。

「懐かしいな、ここ。」

「…うん。」

あの日、寂しそうにぽつんと坂上くんはぶらんこに一人で腰掛けていた。

「元カノにフラれたばっかだったし、落ち込んでたな。」

はは、と笑う坂上くん。
私はただ小さく、偽りの微笑みを浮かべた。

「…あの日から、先生に興味持ったんだよね」

「…私もだよ。」

初めは厄介な生徒だな、って思う程度だったけど。