『何ジロジロ見てるのよ!』 優季が俺を睨む。 俺は優季の側に行くと、 「だって、優季のことが好きだから」 本当のことだから、俺の想いを会うたびに繰り返し伝えている。 何度でもLovin' you! 正直なこの俺の気持ちを… 優季は真っ赤になって恥ずかしそうに、 『本当に物好きなんだから…』 と言って、俯いてしまう。 そこがまた、可愛いんだよな… チーン! ケーキが焼き上がった。 優季はオーブンから出して弾力を確かめる。 『うん!今日も成功!』