何度でも Lovin' you!~season 2~




でも、せっかく優季が淹れてくれたから、


「疲れてるのにありがとな。
いただきます。」


フーッと息を吹きかけ、一口飲む。


あれ?


「このアールグレイ、飲みやすい…」



俺の言葉に、優季は満面の笑みを浮かべ、


『でしょでしょ?

実は私、ホットのアールグレイって苦手なんだけど、このブランドだったら美味しいし飲みやすいから、好きなの!!!

勇輝はお子ちゃまだからミルクティーの方がいいかな?と思ったけど、ケーキも紅茶も美味しく味わって欲しかったから、大人の味にしてみました。』


相変わらず、微量の毒を含ませながら、いいことも言う。