「出勤前にケーキ食べようと思って…優季のケーキ見てたらコーヒーより紅茶の方が合うような気がしてさ、取りに行ってもいい?」
ピンポーン!
玄関のチャイムが鳴った。
携帯を耳に当てながらドアを開けると、
『紅茶淹れてあげるから、早く着替えてきなさいよ!
また透オーナーに怒られても知らないから。』
言うよりも早く優季が部屋に入ってきた…
いや、乗り込んで来たという方が正しいかもしれない…。
それにしても、来るの早っ!!!
優季はやかんに水を入れ。湯を沸かす。
『見惚れてないで、早く支度しなさいよ。』
優季に急き立てられ、俺は支度を始めた。

