「教授が私を認めてくださったことは、とても嬉しいことですし、ありがたいことだと思っております。
でも私は、傷ついてしまった子供を癒やす側でなく、子供の異変を敏感に察知して子供を守る側に立ちたいと思っています。
理想論なのかもしれませんが、私は、母親が愛する我が子を安心して預けられ、子供達の笑顔の絶えない保育園を作るのが、私の夢ですから。」
俺の言葉に、教授は感慨深く頷くと、
『キミは、頭の回転も速くて、優秀だ。
もしかしたら、実現することができるのかもしれないな…
でも、キミがその気になったらいつでも来てくれ、待っているから…』
生意気にも、申し出を断った俺に温かい言葉をかけてくださった教授に心から感謝した。

