「あ、あなたは…誰なの……? 何で私のこと…知ってるの…?」 動揺する気持ちを抑え、声にならない声で響に問いかけた。 響は妖艶な笑みを私に向けると、胸…それもちょうど心臓の真上に手を当て、 『優季、キミのことは、ここで記憶している。 俺は、天国からの…メッセンジャー……ッ!』 響は突然、綺麗な顔を歪ませて、フロアーに倒れ込んだ。 『キャー!!!』 女性客からさっきとは違う不安と驚きが入り交じったような悲鳴が上がった。