何度でも Lovin' you!~season 2~




彼が深々と一礼をし、割れんばかりの拍手の中、笑顔で手を振りながら退場を始めた。


私は勇輝から逃れるために手を緩めたが…


『優季…話がある。』


勇輝が耳元でそっと囁いた。


えっ…!?


振り返ると、いつになく真剣な眼差しの勇輝は、私を捕らえたまま離そうとはしなかった。


手だって、さっきよりも深く指を絡められ、逃げる隙もない。


「……うん、わかった。」

今私にできることは、私の過去を悲しみを全て受け止めてくれたあの時のように、勇輝が語る真実を受け入れること。


勇輝が何を語ろうとも、私の勇輝に対する気持ちは揺らぐことはない。