何度でも Lovin' you!~season 2~




『…ッ、優季…!?』


勇輝は一瞬驚いたみたいだったけれど、聞こえないフリをして、勇輝の手を握りしめた。


勇輝には私がいるから大丈夫、


大丈夫なんだよ。


そう勇輝に語りかけるように。



でも、


私からしたことなのに、


ドキドキドキドキ…


ピアノの音よりも、心臓の音の方がどんどん大きくなって、握っている手が汗ばんできた。


何だかものすごく恥ずかしくなってきて、手を離そうとすると、


ギュッ!


今度は勇輝が私の手を強く握った。


それはまるで、『離さない!』とでも言わんばかりに、勇輝は細くて長い綺麗な指を絡めてくる。


男の人にしては繊細で華奢な印象が強かった勇輝の指。


元ピアニストだったなら納得がいく。