『ちょっとアンタ、どこかに発信器か何か仕込んだでしょ?』
うんざりといった洋子主任に、
透オーナーは満面の笑みを浮かべて、
『俺の洋子センサーは今夜も感度良好ということだ。
なっ?勇輝!』
そう言うと、洋子主任の隣に座った。
『もちろん勇輝は優季ちゃんの隣〜!』
ハイテンションな透オーナーに促された勇輝は、はぁーっと仕方なさそうに私の隣に座った。
退院後、初めて勇輝と会ったけれど、勇輝は私とは目を合わせようとしない。
気まずい空気が何だか息苦しくて、今すぐここから逃げ出したくなってきた。
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