アメリカで真人が亡くなった時、現地で葬儀が行われ、火葬された後、遠縁の人によって、伊豆にあるご両親のお墓に遺骨が納められた。
流産した真人との赤ちゃんも遠縁の方のご好意で真人とともにここで眠っている。
年に二度、真人と赤ちゃんの命日には、お墓参りに行っているけれど、私には真人が墓石の下で眠っているようには思えなかった。
まだどこかで真人が生きているような気がして、
帰って来てくれるような気がして…
そんなわけないのに…
『オーナー、突然呼び出したかと思ったら、ここは男同士で来るところじゃないでしょ?』
『まぁ、たまにはいいじゃないか。
なぁ、ここなんてプロポーズするのに最適な場所だと思わないか?』
ん!?
背後で聞き覚えのある声がした。

