何度でも Lovin' you!~season 2~




「勇輝がいなかったら…勇輝と会わなかったら、私はお母さんと再会して心を通わせることなんてできなかった。

ずっとこの先も、子供を連れた母親を見る度に寂しさを募らせていったと思う。

勇輝が私とお母さんを救ってくれたの。

そう、私達母娘にとって、勇輝は、幸運のNo.1ホストなんだよ。

だから、勇輝は自信を持って…」


慰めるつもりなんてない。


そういうことはプライドの高い勇輝が一番嫌うこと。


ただ、心に思ったことをありのまま勇輝に伝えたつもり。







『プッ…ククク…幸運のNo.1ホスト?不幸を呼ぶホストの間違いじゃねぇの?』


勇輝が突然、吹き出した。