社長は一瞬、とても驚いた表情に変わった。
口に合わなかったのか…
背中に冷たいものが流れ落ちた。
オーナーもヤバい!といった顔をしている。
でも、社長は今までに見たことがないような優しい顔になって、
『懐かしい味…』
そうぽつりと呟いた。
『このケーキ、昔まだ小さかった娘と一緒に作ったケーキの味と似ていたから、びっくりしちゃったわ。
これって、どなたの手作りなの?』
社長に尋ねられ、返答に困っていると、
『このケーキは、洋子の職場の後輩が、勇輝のために作ったケーキなんです。
そうだろ?勇輝。』
メニュー