「知ってると思うけど、ここ病院だからね。変なことはしないで。」
私の言葉に勇輝は苦笑すると、
『しないよ…見てくれよ、この超大作!!!』
箱をテーブルの上に乗せると、勇輝はジャ〜ン!!!なんて言いながら蓋を開けた。
『ある人に頼まれて、優季にこれを届けるようにって…』
箱の中には、今まで何かのパーティーでしかお目にかかったことのないくらい大きなデコレーションケーキが入っていた。
真っ白な生クリームでデコレーションされ、私の大好きな苺がいったい何パック使ったのだろう?というくらい大量で…
何だかまるで、ウェディングケーキみたい。

