『コラッ!勇輝、静かにしなさい!!!』


いつの間にか、俺の背後にいた洋子さんに怒られた。


喜びを隠せない俺に、


『あのさ、ニヤニヤしている場合じゃないと思うんだけど…

今の話では、アンタと野島は社長公認でも、肝心の野島の気持ちを何とかしないとダメなんじゃないの?』


洋子さん核心を突いた一言が俺を打ちのめした。


はっ…

おっしゃるとおりでした…。